三児の育児 子供にとって両親は必要?

   

離婚は子供にとって吉か凶か

 育児の話で何故「離婚話」なの?と思うかもしれませんが、離婚が育児に与える影響は計り知れないのでまずはこの話からしてみようと思います。
時代の変遷か離婚に至るケースは意外にも多く、見た目にはオシドリ夫婦と思われていても不仲の夫婦であるという場合も見受けられるようです。 子供にとって離婚はデリゲートな話題となり、また不仲な夫婦であっても子供がいる場合、離婚を躊躇してしまうもの。
「子供にとって離婚や再婚はよくないことでしょうか」
この問いに対して一概に“いい”“悪い”を語れるものではないでしょう。だからこそみんな悩んでいるのです。

ダメな父親でもいたほうがいい

 ところで、ダメな父親であろうとも子供にとっては唯一の父親になるし、 特に男の子の思春期の有り余るパワーを押さえつけられるのは父親の存在でもある。 それでも無茶苦茶な父親であれば母親と子供が結託して「一緒に頑張っていこう…」と絆が強くなる場合もある。
 しかし父親不在ともなれば、欠落しているものもあるからどんなに変な父親であろうとも いないよりかはいたほうがいいといえる。そのことで歪むこともあるだろうが、いないよりいたほうがいい。 悔やむこともあるかもしれないが、それが反省点となり「あのような父親にはならない」という反面教師の役割となるからである。
苦労があるかもしれないが、その苦労から学ぶこともまた多いもの。 善悪、好悪、等の基準、人格形成の栄養になることも多い。それを支えるのも母親の役割の一つであろう。

いい離婚とは

 とはいうものの、やはり離婚を選択すべき状況だってありうるもの。
大抵の場合、どんな父親であろうとも子供にとって父親は必要な存在である。だからまずは離婚しない方向で頑張ってみること。 それでもだめだった場合は、すっぱりと離婚して顧みないことが大切。
そして離婚に踏み切る場合、タイミングが非常に大切になる。 子供に影響が少ない時期を選んで別れることが望ましい。結論をいえば小学生低学年までか、もしくは高校卒業以降が望ましいであろう。 中学生前後、いわゆる思春期は多感な時期だから心に傷を負いやすいもの。ちょうど社会との接点が広がり始め興味を持つ時期ではあるが、 変化に対し敏感でありかつ不安を感じる時期でもある。社会経験もほとんどないから家族関係の変化は非常にデリゲートだ。 だから心に傷が付きやすい年代といえ、この時期に不安や動揺が強いと後々の成長に悪影響がある。
しかし高校卒業する時期となればいろいろ社会というものが理解できるようになり「そういうこともあるよね…」と理解を示すようになる。 だから、子供が小学生高学年〜高校生の頃には離婚はすべきではない。子供が複数いて一人でもこの年代がいる場合も同じだ。
 理想の夫婦とは奇跡に近い存在だ。隣の芝生は青く見えるもので、どんな夫婦だって互いに不満を持っているもの。 円満で理想的な夫婦なんて奇跡なんですよ。

「若者よ、大いに結婚したまえ。
  それが素晴らしい結婚ならあなたは幸せだ。
 それが最悪な結婚なら、 あなたは哲学者になれるだろう」 ソクラテス

互いに不満を持ち、決しておしどり夫婦でなくても、継続して家族でいることのほうが好ましいことも多い。 100点満点の夫婦を目指していたけど欠点だらけで我慢ならないから別れましょう…なんてよりも 60点であれ50点であれ互いの至らないところを見ない努力をして30年40年と夫婦を続けることのほうが素晴らしいにきまってる。